
採用に関する業務というのは非常に多岐にわたります。
かつ応募者の履歴書の管理や評価データの管理、応募者とのやりとりなど、手間がかかるものも多いです。
このような作業を自動的に行ってくれ、一つのシステムで一元管理を行ってくれる「ATS」が注目を集めています。
採用担当者の仕事の負担を非常にありがたいシステムであるATS。果たして実際はどのようなものなのでしょうか?
今回はATSに関して説明します。
ATSとは
ATSとは「Applicant Tracking System」の略称で、採用管理システムのことを指します。
採用業務に関する情報を集約し、管理することで採用担当者の負荷を軽減することを可能とします。
具体的には応募者の情報や面接担当者の評価のまとめ、手間のかかるメール返信の自動化、応募者の数や評価などの情報を自動できにデータ分析といったことを行ってくれます。
メールの自動返信といった作業の負担の軽減もありがたいですが、何よりも採用に関する作業を一つのシステムで行えるという事が大きいですね。
これによって面接の進捗状況や応募者の情報を確認したいときなどに複数のエクセルを引っ張り出したり、Googleスプレッドシートを開いたり・・・といった手間から解放されます。
そのため応募者一人一人に対してしっかりと向き合え、自社にとって優秀な人材かどうか十分な検討を行う事が可能となりますね。
人材は早い者勝ち!ATSを導入してより多くの優秀な人材を確保しよう
ATSが注目される背景には、現在採用が空前の売り手市場であることも関係しているようです。
厚生労働省・文部科学省の発表によると2019年3月卒業予定の大学生の内定率は98.0%。
2011年から8年連続で内定率は上がり続けています。
そのため優秀な人材は特に早々に内定を獲得し、内定辞退を行う事がよくみられるのです。
よってこのような人材を確保するにはスピーディーな採用活動を行う事が求められます。
ATSを導入すれば作業の自動化や一元管理によって、従来よりもスピーディーな採用活動を実現する事が可能ですね。
採用担当者の手間を削減するという事にくわえて、このような背景からもATSは注目を集めているようです。
採用担当者にとって煩雑な業務というのは常に悩みの種です。
また多くの業務に追われる中で、人材の見極めを行うというのも非常に難しい事でしょう。
ATSはこのような負担を軽減する事が可能です。
ぜひ導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。