
こんにちは。
株式会社リライエで長期インターンをしている大学4回生の藤村です。
前々回は、
「コロナに負けない強い組織を実現するために採用・育成を強化するべき理由*識学セミナーのご案内」
という記事で、コロナに負けない強い会社作りを実現させるためにはどうすればいいのかについて説明しました。
7月16日に弊社で識学セミナーを実施し、識学講師の方からタメになるお話を聞くことができました。
その中で、
組織の社長と社員の認識や意識を揃えるために「ルールをしっかりと決めること」が大切である
というお話を聞きました。
ルールがしっかりと決まっていなければ、
モチベーションや意識がそれぞれ異なる社員をうまくまとめて組織に統一感をもたせることができません。
反対に、ルールさえ決まっていれば社員は何をすれば評価されるのかがわかり、
組織に役立つ行動や仕事をしてくれるようになるでしょう。
「組織のルールを決めること」さえ徹底すれば組織がまとまるのですが、
そもそも組織のルールって? なぜ組織にルールを浸透させる必要があるの? 実際に組織のルールをしっかりと決めればどんな効果が期待できるの?
について疑問に思うのではないでしょうか。
そんな疑問を解消するべく、
今回は「識学セミナー振り返り:組織にルールを浸透させて組織強化を目指しましょう!」 と題して、
- 組織にルールを浸透させる必要とその効果
- 組織の定めるべき2種類のルール
- 識学セミナーを受講したインターン生の感想
について詳しくお話していきたいと思います。
組織にルールを浸透させる必要とその効果
7月16日に弊社で開催した識学セミナーにおいて、講師の方に
「社長の考えが社員の行動につながらない根本的原因」
というテーマで5つの原因についてお話して頂きました。
その原因のひとつが「組織のルールがしっかりと機能していない」ということです。
社長の考えを社員に浸透させるためには、組織のルールがしっかりと定められており、
社員に伝わっていることが大切であると教わりました。
組織のルールをしっかりと定める必要性がある理由としては以下の6つが考えられます。
- 共通認識上でコミュニケーションをとることで円滑に誤認識なく双方が理解できる
- 社員の意識や認識ではなく、会社にとって本当に必要な意思決定や仕事を行える
- 個人の異なるモチベーションに組織のルールが振り回されることを避けられる
- 組織内のロスタイムを減らし、社員の行動パフォーマンスを上げることができる
- しっかりとルールを定めることで人によって解釈がずれることがなくなる
- ルールと照らし合わせての反省や振り返りを通しての成長をすることができる
このような理由のため、組織のリーダーはルールをしっかり定めて社員に浸透させなければいけません。
では、どのようなルールを定める必要があるのでしょうか。
組織の定めるべき2種類のルール
識学によると、組織が定めるべきルールは以下の2種類に分かれています。
①姿勢のルール:社員が最低限守らなければいけない規律
(あいさつ、時間、身だしなみ、整理整頓、日報など)
※個々の能力の必要なし
②行動のルール:仕事をする上で会社の一員として従うルール
(経営理念、教育方針、就業規則、業務マニュアル、禁止事項など)
※個々の能力の必要あり
このなかでも、「姿勢のルール」は会社の一員または社会人として守るべき基本的なことであり、
個人の経験や能力に左右されずに意識次第で誰でも守ることができるので、
徹底的に社員に守るように伝えなければいけません。
この姿勢のルールをしっかりと守ることで社員の規律を育てることができます。
逆に、この規律がないと社員は組織の一員として協調性と社会性をもった行動をすることができず、
上司もその社員を管理することが難しくなります。
そのため、上司やリーダーは、このルールをしっかりと規定して社員に伝え、
守られているかを管理する必要があります。
このルールは誰が読んでもわかりやすいよう、例えば「退社時にクリアデスク」のように、
「期限と状態」を明記したものを設定しなければいけません。
また、経営ビジョンや将来目標などに関して社長が考える想いにおいて、
「この想いはいつも伝えているから伝わっているはずだろう…」
などと考え、ルールに明記しない人が多いです。
しかし、社員にとって伝わり方は個々それぞれなので、
社員に伝えたいことは必ず経営計画書や業務マニュアルなどにしっかりと明記することが必要です。
識学セミナーを受講したインターン生の感想
先日、弊社で開催された識学セミナーに私も同席させて頂き、タメになるお話を聞かせて頂きました。
セミナーを聞いて私は、
- 役職ごとにしっかりと役割を分けることの重要性
- 会社の一員としてしっかりと組織のルールを守る必要性
- ルールや評価基準を明確化すればどのような意思決定や仕事をすれば評価されるのか分かる
を学びました。
また、弊社では「組織のルールを決めること」を徹底しているからこそ、
いい影響・効果が発揮されているということも感じました。
弊社では、就業時のルールやビジョン、スタッフの方針、業務マニュアルが詳細に定められており、経営計画書に記されています。
私は最初、この経営計画書を見たときはページ数が多く、あまりに詳細すぎるルールの記載に少し驚きました。
しかし、識学セミナーを聞くことによってなぜ事細かにルールなどが決まっているのかという謎が解けました。
弊社では、細かくルールが決まっているおかげで、
同じ志を持つ社員が集まり、仕事やコミュニケーションが円滑であるのだなと感じました。
また、欲しい人材や経営ビジョンも明確に設定しているため、
採用の際にも弊社にあった社員を採用することができています。
弊社の一例からも、組織においてルールを徹底することの大切さを改めて感じました。
「組織のルールを定める必要性については理解したが、
なかなかルールを明確化したり明記したりする時間をとることができない」
という管理職の方や社長も多いでしょう。
特に中小企業では、多くの方がこのような悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。
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